ウッドデッキの材料をラックで使ってみるとどうなるのか

今回はちょっと変わったご依頼でした

お問い合わせとしては「イペでこんなサイズの板を作れますか?」というものでしたが

「何に使われるのですか?」と尋ねたところ

「ラックに使うんです」

「!!!???」

イペの木肌を気に入られた方が、ご自身の製作されるラックの周囲の板や棚板をイペ材で作りたいとのことでした

普段はウッドデッキとして使用している材料をラックで使うとなるとどうなるのか?

私は驚きながらもすぐに「これは乾燥度合いが重要だな」と思い、人工乾燥をしてからの指定サイズへの加工の工程を組みました

いつもの屋外使用ではなく、室内使用の材料ですので乾燥材じゃないと変形がどうしても起こります

ラックですのでそれは許されませんので、しっかりと人工乾燥をかけること、またご指定を受けたサイズが板厚が薄いことも幸いでした(板厚が厚いと水分が抜けにくいので)

この工程でイペ板を製作して出荷しました

弊社を出発する時はただの板でしたが、今回の写真のように完成したものを見ると見違えて見えました

やはり材料は完成して初めて価値を持つ・輝きだすものだなと思いました

あとよくこのようなアイデアを出して完成まで仕上げる実行力にも感心させられました

綺麗なラックが出来ているなと思います

イペ材の加工について https://www.ipezai.info/

投稿者: ipeadmin@

塚田木材株式会社 イペ担当 塚田智大 イペのウッドデッキ・角材の販売から加工までおこなっています

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