公園のテーブルにはイペ製テーブル板を

これは公園のテーブルに使用する板です

大工さんからの指名で「イペ」という木材で製作されたモノです

「イペ」とはものすごく強い木材で、公園や遊歩道など日本の公共の場所に使用されているウッドデッキや木材はかなり占められていると思います

表面も滑らかなので今回のように屋外で設置されるテーブルには最適です

「イペ」の特徴はこうした幅の広いサイズが作れる、という所です

実はイペほどの強度をもつ木は他にもあるんですが、大体ウッドデッキや柱の既製品しか無く、板なら30×150mm位が最大サイズになります

今回のような厚さ40mmで幅300mmもの規格外サイズはイペしか作れません

国内でも人気がある樹種なので用途も多岐に広がっているので、こうした規格外サイズの対応の準備も整っています

特にうちには規格外サイズのご依頼が多いので、今回もその類です

木目が浮き立つきれいなテーブル板になりました

あとはこれを梱包して関東へ出荷するだけです

それでは行ってらっしゃーい

※イペのテーブル板について https://www.ipezai.info/

「イペで140角の角材あります?」

今度公園で使用する柱をイペ材で製作しました

「イペで140角の角材あります?」

既成サイズで一番大きいモノでも100角なので140角は規格外サイズです

うちに来るお問い合わせは大体普通のサイズは来ないのでまた倉庫に行ってイペの大型盤木を見てきました

「出来ますよ」

とお応えしてGOサインが出たので製作開始です

イペは「ハードウッドの王様」と呼ばれている樹種で非常に強く耐久年数も20年以上になります

昔から公共の場所に木材を置くときは「イペ」が使用されてきて、その実績と信頼度は他の樹種とは比べ物になりません

今回の140角は私から見ても「相当丈夫な柱にしようとしているんだな」と思うほどのサイズです

本数はそれほどありませんでしたがどこかの公園で使われるのを想像すると「イペなら期待に応えられるだろう」と安心してお渡し出来ます

長さもカットして現場調整は無しにした状態にしました

イペの力を存分に発揮してお役に立てて頂きたいです

※イペ柱規格外サイズについて https://www.ipezai.info/

規格外サイズの面白さ イペ手すり30×230mm

「二階のベランダにイペで手すり付けたいんやけど幅230mmってできる?」

建築会社さんからのお問い合わせで、イペの規格品には無い特注サイズのご相談でした

大体うちに来るお問い合わせは規格外サイズが多いので倉庫に行ってこれが取れる原板がないかを確認しました

「厚さは何ミリですか?」

「30ミリくらいにしようと思てるんやけど」

「枚数は?」

「トータルで○○メートルくらいあればいいよ」

「それでしたらいけますよ」

「じゃあちょっと金額出して」

と見積りをしてGOサインが出たので製作開始です

30×230mmに表面加工と角はやっぱりR面取りをして丸味をつけて完成です

ウチから現場に配達する時は1枚目の写真のような感じでただのイペの板だったものが、こんな感じで取り付けられたところを見るとやっぱり見違えます

設置されて初めて価値が見える(当たり前ですが)のを感じました

こういったイペの手摺はなかなかないです(手前みそになってしまっていますが)

規格外サイズはやはり一点モノなので私にとっても施工事例を見るのは貴重な体験です

やっぱり一点モノの風景は面白いなと思います

※イペの規格外サイズの製作について https://www.ipezai.info/