水族館のイペデッキ

今回は水族館のデッキに使用するイペ材の製作です

今回は10トントラック1台分の数量の発注があり、またサイズ(厚さ・幅・長さ)も指定がありました

そこからさらにビスの下穴(皿ザグリ付き)の位置まで指定があり、かなり緊張したご依頼でした

現場での作業は取り付けだけにしたいので、事前のイペデッキの形状加工はこちらで、という責任重大な仕事です

イペは屋外のデッキに最もよく使用されている木材です

無塗装・防腐処理なしでも20年以上使用することが出来る超硬質木材です

30年以上前から公共物件に使用されていてその信頼と実績は現在も継続して積みあがっています

イペを使用するとその後の使用状況において安心して歩いたり遊んだりできるので、その証明も過去の経過状況から出来ています

ただし、その分加工が大変な樹種でもあります

大工さん泣かせというか取り付ける方にとっては難しい樹種だと思います

枚数もかなりの量でしたので、現場で下穴をあけて設置なんて手順は無理だったのでしょう

緊張する業務でしたが、厚さ・幅・長さも指定されたのはむしろ良かったです

このサイズを加工によってきちんと寸法精度を出してから穴をあけるので穴位置も正確に開けることが出来ます

大変な業務でしたがすべて積み込んで、納品後もしばらくの間何の連絡が来なかったとき、ようやくこちらも安心することが出来ました

イペデッキの加工について https://www.ipezai.info/

投稿者: ipeadmin@

塚田木材株式会社 イペ担当 塚田智大 イペのウッドデッキ・角材の販売から加工までおこなっています

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