唯一無二 イペの建具完成

今回は住宅の柱カバーや建具部分の材料をイペで製作して欲しいとの依頼がありました

イペの木肌が気に入られたとのことで、かなり細かな加工依頼でした

図面を頂いた時はこれは出来るのだろうかと悩みました

一番は室内という事で、冷暖房もありますからイペの変形がネックでした

幸い依頼された材料はすべて板厚が薄い製品でしたので、人工乾燥を2回かけてから加工に取り掛かるという初めての試みでした

元々イペは非常に強度の強い樹種なので加工は大変なんですが職人と相談してなんとか完成までこぎつけました

かなり寸法精度を必要とする材料でしたので納入した後もきちんと組立が出来るのか心配でした

完成のお話を聞いてこの現場を見た時はやっぱり感動しました

一つ一つの材料に苦労した思い出があるので感慨深いです

イペ独特の木目のある建具は他には無い貴重なものになりました

イペ製品の加工について https://www.ipezai.info/

公園で使用するイペ製円柱

公園で使用するイペ製の円柱を製作しました

イペでこういった円柱の依頼は時々あり、今回使用する柱だったり手すりにも使用されています

公園で使用するとなると人が触れる可能性がある為、加工後の表面の滑らかさが重要になります

その点イペは加工後は非常に滑らかで触っても問題ありません

後は当然、耐久性が必要とされます

外に設置されるので雨ざらしです

この環境でもイペならば20年以上使用することが出来ます

安全にかつ長期にわたって役目を果たすことが出来るのでイペは重宝されています

加工するのは大変な樹種ですが、その後のことを考えるとこちらも自信をもってお渡しすることが出来る樹種でもあるので頼もしいです

イペの円柱柱について https://www.ipezai.info/

既成サイズの最大 100×100mm

イペ角材既製品の最大サイズ100×100mmです

イペほどの高耐久性木材になると大体は既製品の最大サイズは90×90mmです

このサイズでも強度が強いのであらゆる使用用途にも耐えられるからです

しかしイペは他の樹種よりも使用用途が多岐にわたる為、「もっと太いものを!!」というオーダーも多く、既成サイズに100×100mmが加えられました

イペの強度・耐久性は多くの人に認められているがゆえに、木材には厳しい環境、潮風や濡れることの多い海岸沿いや川沿いの場所にどんどん使用されるようになりました

そうすると自然とより安全性を求めて「もう少し太いものを」といった声が多くなり100×100mmの需要も増えていきました

もはやイペはもっと用途が広がっており、100×100mm以上のサイズのご要望もあります

それらのサイズは製作可能ですがまだまだ特注製作になり、価格は高くなります

100×100mmは既成サイズですのでその点、価格も安くなります

90×90mmに不安のある方は100×100mmを使用して頂ければと思います

イペ柱・角材について https://www.ipezai.info/

イペ角材もこう使えば壁になる

今回イペを使って塀板を製作して頂きました

少し変わったデザインで通常のイペデッキを塀板に使用したバージョンの隣にイペ角材を立てらせたバージョンもあります

これだけでも壁として機能しますしデザイン的にも全く異なるタイプになります

こういった簡単にできるけれども思いつかないやり方は他にもたくさんあると思います

やはり建築現場には足を運んでこういったデザインのレパートリーを知識として増やしていかなければいけないなと思います

イペの塀・壁について https://www.ipezai.info/

イペウッドデッキの塀板

イペウッドデッキを塀板に設置しました

これはよくある使い方で、大体サイズは20×105mmが使用されています

イペは雨に強い樹種です

雨ざらしのウッドデッキでも20年以上使用することができる超硬質木材です

これを塀板に使用するとなれば、ウッドデッキよりも負荷がかかることが無いのでもっと耐久年数は伸びると思います

見た目もカッコいい雰囲気になっています

これから何十年と塀板として保つことでお家の方の生活の一部分を当たり前のように役目を果たしてもらいたいです

イペウッドデッキのの塀板 https://www.ipezai.info/