
現在、ベランダ(縁側)を作っているのですが、珍しく2種類のハードウッドを使用しています
地面から垂直に立っている束柱が「イペ」で、その上に取り付けている根太とデッキ板は「マニルカラ」というハードウッドを使う予定です
本来はオールイペで作る予定だったのですが予算の関係で根太とデッキを「マニルカラ」に変更してコストを抑えて製作開始となりました

イペは「ハードウッドの王様」と呼ばれる有名な木材です
お家の方もイペを希望されていたのですが、人気がある分価格はその分高めなのは否めません
「マニルカラ」も知名度ではイペより劣りますが、強度・耐久年数ではイペに引けを取らない木材です
知名度が低い分価格はイペより安いのでそれをかけ合わせてご予算の範疇に抑えることが出来ました
しかし、元々イペを希望されていたお家の方のご希望で「束柱」はイペでおこなうようになりました
束柱はベランダ全体を支える一番大事な場所です
床下で湿気もこもりやすく地面に近いこともあって腐食も一番しやすい場所になります
そこにご自身が一番信頼している「イペ」を置きたかったのでしょう

そこまで信頼されているイペはこれまでそれだけの実績を残してきたからだと思います
私が「マニルカラはイペと同じくらいの強度があります」といっても知らない樹種には不安感は残ると思います
実績で「安心感」を勝ち得ているイペはやっぱり「ハードウッドの王様」だなと思います
今回も丈夫なベランダ(縁側)が出来上がりました
「安心」してこれから20年以上にわたって使用してもらえればと思います
※イペについて https://www.ipezai.info/