「室内の柱カバーにイペを使いたいんですけどこんなの出来ますか?」

「室内の柱カバーにイペを使いたいんですけどこんなの出来ますか?」

建築会社さんからの図面を見た時に「こんなの出来るかな?」が最初の印象でした

まず「室内」ということは冷暖房が利くので「含水率を下げることが一番重要だ」と思い、人工乾燥を2回かける予定にしました

次に「こんなサイズのイペが取れるかな?」というところで、大型盤木を見て必要なサイズと枚数を見ながらとれるかどうかを確認して

「やったらいけるんじゃないか」

と職人と一緒に希望が見えてきました

形も複雑なだけでなく「ビスの下穴」まであける依頼だったので相当神経を使う作業でした

① 各サイズへの製材(指定サイズより一回り大きくとります)

② 人工乾燥を2回かける

③ 指定サイズ・形状へ加工

④ ビスの下穴をあける

こんな工程で各材料を仕上げていきました

現場へ納入した後も「大丈夫だったかな」と心配しましたが「完成しましたよ」の連絡を受けて見に行きました

「凄いなコレ!!」

単純に今まで見た事が無い使用だったので、その感動と「建築会社さんのアイデアって凄いな」と思いました

これは他には無いモノだと思います

お家の方にも喜んでもらえると嬉しいですね

※イペの建具・柱カバーについて https://www.ipezai.info/

投稿者: ipeadmin@

塚田木材株式会社 イペ担当 塚田智大 イペのウッドデッキ・角材の販売から加工までおこなっています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です