無垢の階段板(幅280mm)

今回はご自宅の中庭に降りる階段板を設置しました

吹き抜けになっていて雨にも濡れるので「強い樹種でお願いします」とのご依頼でした

また設計士さんから「幅280mmの一枚板で階段板を使いたい」とのご要望が出ました

この二つのご要望から「イペ」という樹種で製作させて頂きました

イペは非常に強度の強い木材で、公共施設のウッドデッキによく使用されています

その強さは20年以上腐食せずに使うことが出来るのと、塗装や防腐処理も不要という「設置後の手間もかからない」メリットがあります

それだけの強さと設置後の状態も良好なままキープしているので、「ハードウッドの王様」と呼ばれるようになりました

公共施設でよく使用されていることから徐々に知名度と実績が上がり、ウッドデッキ以外にもあらゆる場所で使いたいというご要望が増えてきました

その為、既製サイズ外のサイズのご要望も増えてきました

それらの製品にも対応するべくイペ材の大きい盤木を仕入れることにしています

今回のような「幅280mmの一枚板」は他の樹種ならば乾燥材での製作は無理でしょう

イペ材でしかできないサイズでした

長さが短いこともあり、盤木からこのサイズを取り出すのは容易です

枚数が多かったので何とか全部製作することができて安心しました

イペ材の階段板なら安心して長い間使うことが出来ます

新しくなった中庭の雰囲気をこれで堪能して頂ければと思います

イペ材について https://www.ipezai.info/

「イペは硬いから長さも切って、ボルトの穴もあけてきて」

今回は外壁に使用する板を製作しています

「イペ」という樹種を使用していて、これは非常に強度の強い木材で塗装や防腐処理をしなくても20年以上腐食せずに使用出来る程です

外壁には最適な樹種です

しかしその強度が施工する大工さんにとっては大変な面にもなっています

「イペは硬いから長さも切って、ボルトの穴もあけてきて」

今回のご依頼はそれでした

外壁の場合は柱間の距離がはっきり出ているので、指定の長さにカットするのは容易にできます

ボルト穴の位置も決まっているので、ある程度余裕を見た少し大きめの穴径であけました

これであとは取り付けだけの状態になっています

納品後は1日で取り付けできる枚数でしたので、人件費も最小限に抑えることが出来ます

イペはお家の方にとっては大変頼りになる樹種ですが、施工する方にとっては手間のかかる樹種です

手間のかかる現場作業部部分を少しでも軽減できるようにご協力させて頂きます

イペについて https://www.ipezai.info/

ウッドデッキという枠を超えた「新しい何か」

こちらはウッドデッキの表面に「いしがき模様」を施した製品です

デザイン加工の一種でこのような模様を付けることで、室内の壁板に使用して頂きます

木材にこのような模様を付けるとやはり人目を惹きます

インパクトのある製品でお部屋の空間を独特なものにします

この「いしがき模様」が活きる素材の条件として、下地の木材が高強度であることが重要です

この形状をキープする為には柔らかい木材だとボロボロと崩れてしまうのです

それを踏まえて今回は「イペ」という樹種を使用しましたが、これは非常に強度の強い木材で、デザイン加工が最も活きる為に必要な樹種です

強度の強い木材は往々にして重厚感を持っています

そこにこのインパクトのある「いしがき模様」を施すことで本物感と魅力感を兼ね備えた製品に生まれ変わります

こちらもデザイン加工の一つで「鋸目模様」です

「鋸目模様」の一番の醍醐味は「規則的な模様を不規則を常とする自然素材に施す」というアンバランスです

人工的な製品(鉄・樹脂・プラスチックなど)に規則的な模様や形状に施してもそれほどインパクトはありませんが、自然の木材に規則性をもたらすと印象は全然違います

「木材でこんなことが出来るんだ」

というインパクトだと思います

自然素材の持つ不変の性質に人工的な加工を表面に加えて新たなものを創りたいと考えています

まだまだいろんなデザインが出来ると思います

ウッドデッキという枠を超えた「新しい何か」をこれからも創っていきたいです

デザイン加工について https://www.ipezai.info/

イペは別名「ハードウッドの王様」

今からウッドデッキの現場へ配達に出ます

今回はデッキ板から下地材までオールイペ材で施工されます

デッキ板も30×105mmですのでかなり丈夫なデッキが出来ます

今回はお家の方からイペ材の指定がありました

イペは非常の強度の強い木材で、屋外耐久年数は20年を超えます

その間、塗装や防腐処理のメンテナンスも必要ありません

安心して手間をかけずに長く保つことが出来るので、日本の公共施設(公園や海岸沿いの遊歩道など)で一番使用されています

その人気は一般の方にまで伝わっているんだなと感じました

イペは別名「ハードウッドの王様」と呼ばれています

これが完成した後は安心してウッドデッキのある生活を楽しんでもらえればと思います

完成した後はちょっと見に行こうと思っています

写真のOKがでればまたご紹介させて頂きます

イペについて https://www.ipezai.info/

一枚毎に異なる表情をラックに

こちらは今回製作された新しいラックです

一見、ちょっと趣のある普通のラックに見えます

使用される材料はすべて木製で、幅の広い材料は主に合板が使用されます

今回、これを製作されている方から「イペの模様がいいのでこれをラックに使いたい」とのご要望を受けました

外側の板や正面の桟をイペの板で製作して頂きました

表面にクリア塗装をすることで、イペの木目が浮き立ち趣のある様相になっています

一枚毎に異なる表情になるのが天然木の醍醐味です

人工的には作れない自然の様相を活かしたラックは美しいと思います

イペについて https://www.ipezai.info/