ミスショットを減らす「イペ専用ウッドデッキビス」

これは「イペ専用ウッドデッキビス」です

ステンレス製と鉄製(防錆処理済み)の2種類があります

価格は鉄製の方がやはり安めです

イペは非常に強度の強いウッドデッキの為、ビスによって仕上がりの良さ・設置時間に大きな影響を及ぼします

事前に下穴はあける必要があります

その後このビスを使えばスムーズに施工作業が出来ます

他のビスとの違いは、ビス山の形状など細かい所も色々とあるんですが、最大の特徴はスクエアビット対応になっている所でしょう

通常、プラス(+)やマイナス(-)になっている所が写真のようにスクエア(▢)になっています

そうすることでドリルの力を余すことなくビスに伝えられるようになります

プラスやマイナスだときついときによくつぶれたりしてしまいます

ビス打ちはイペの強度とドリルの力比べみたいな所があります

ビスはその間にあるので「いかにドリルの力を殺さずにそのままビスに伝わるか」が勝負です

それを表現したのがこの「イペ専用ウッドデッキビス」になっています

下穴をあけることを前提にした上で、ミスショットの無いビス打ちにを表現します

※イペ専用ウッドデッキビスについて https://www.ipezai.info/

20年使用可能 イペの新しい縁側の製作風景

現在、新たにイペ材で縁側を設置しています

「長く使える縁側にしたい」

お家の方のご要望でイペデッキに決まりました

イペはこのお家の方からのご指名で「よくご存じですね」と聞くと「イペは強いって聞いたから」とのことです

ハードウッドの王様と呼ばれるイペの知名度は一般の方にも伝わっているんだなと感じました

いざ作業を始めると頼りになるイペも大工さんには施工が難しいデッキになります

慣れている大工さんでしたが、よく見ているとすべてのデッキに割きに下穴をあけてからビスを打っています

イペは硬すぎて下穴をあけないとビスが入っていかないんです(一度煙が出たことがあります)

下地を作った後、全てのデッキを左記に長さをカットしてビス穴を4か所あけています

そうした遠回りの下準備こそがかえって短時間で綺麗な設置につながっていきます

新たに中庭にイペの縁側が出来ました

これでまた20年以上は使用できます

安全・安心な縁側はお家の方に楽しいデッキ生活をもたらします

喜んでもらえると嬉しいです

※イペウッドデッキについて https://www.ipezai.info/

「イペ材でスピーカーの下に敷く台を作って欲しいんですけど」

「イペ材でスピーカーの下に敷く台を作って欲しいんですけど」

お問い合わせの連絡を受けた時「どういうことかな?」としばらく疑問でした

聞くとスピーカーの下に硬い材質のモノを置くと音質が向上するとのことでした(響きが良くなるのかな?)

そこで「硬い=イペ」ということで電話をかけてこられたそうです

一品ものですが幅が240mmとこれまた規格外のサイズで更に斜めに傾斜をつけたものがご希望です

毎度毎度規格外のサイズ・形状のご要望が多いですがこういったモノこそ我々がやらなければいけないですね

まずはイペの大型盤木を製作してから四面加工して厚さ40mm 幅240mmに仕上げます

ここから長さカットをして最後に傾斜をつけていきます

こんな製品の製作は初めてだったので見た感じで「いい製品が出来たんじゃないか」と思います(わからないけど)

「イペ=硬い」というイメージからいろんな製品に転用できるんだなとあらためて思いました

※イペ材の特注加工について https://www.ipezai.info/

イペ製の家具・建具材を製作中

イペ材で家具・建具を作りたい方からのご依頼で「イペでこんなサイズのモノをお願いします」とすべて特注サイズのご依頼がありました

まず最初はおそらく「桟」で使うんだろうなと思います

ここから指定サイズの長さにカットしていきます

次はテーブルの板です

幅250mmの大型サイズだったので、倉庫にあるイペの大型盤木を製材→四面加工で作りました

イペは一枚毎に木目が大きく異なるので、これをテーブルで使うのであればこの天然木の模様をより浮き立たせるワックス塗装もいいんじゃないかなと思います

次はテーブルの脚です

一角だけ大きくRの指定でしたのでここだけ刃物を変えて加工しました

これは小さいサイズの板です

この使用用途は分かりませんが、同じサイズで枚数が結構多くあったのですべて段ボールに詰めて発送します

こんな感じでいろんなサイズ(すべて特注)で数量も多くありました

これでどんな家具・建具が出来上がるのか興味があるのですが関東へ発送なのでちょっと見に行くのは遠すぎるかな

でもこれで満足してもらえるようなモノを仕上げて欲しいともいます

※イペの特注サイズについて https://www.ipezai.info/

現場への材料降ろしにも工夫をしよう

明日配達するイペデッキの材料を仕分け中です

ウッドデッキ・下地材といろんな形状・サイズがあるので上手に荷造りをしないと現場での荷降ろしが大変になります

ベランダを設置する時は当然下地の角材から使用していくので、現場で荷降ろしする時は下地材は上、ウッドデッキは下に置きます

そうすると小スペースで大工さんに手間をかけさせることなく施工が進むからです

イペデッキの荷造りが済んだら次は下地の角材をより分けます

イペは強度がある分、重量が重い樹種でもあります

それは我々もそうですが大工さんはもっと大変です

滞りなくベランダを完成させる為にお互いが協力してちょっとの気遣いをし合えば段取りはかなり変わってきます

自分の事だけではなく次工程を見ながら行動できるようにまだまだ修行中です

※イペデッキについて https://www.ipezai.info/