特注のイペは唯一無二の仕上がりに

「イペでこんなサイズ出来る?厚み40で幅280」

「それは何に使われるんですか?」

「ベランダの手すりにしよう思うて」

当然、既成サイズには無いので倉庫に行って取れるものがないか調べてきました

「出来ますよ!!」

「ほうか!ほんだら頼むわ」

長さは融通が利くとのことだったので取れる材料で製作していきました

イペは特注サイズの依頼も多い為「大型盤木」を保管しています

そこから今回のサイズが取れるように

製材→四面加工・R面取り

で仕上げます

※四面加工・・・指定サイズにミリ単位で削り、結果表面もツルツルになる

 R面取り・・・角を丸くする

唯一の製品なので仕上がった現場を見ると壮観です

「カッコいい手すりになったな」と思いました

特注製品は唯一無二なので独創性のある現場になりますね

※イペの特注加工について https://www.ipezai.info/

「イペ材を柱カバーで使いたいんですけどこんなの出来ますか?」

「イペ材を柱カバーで使いたいんですけどこんなの出来ますか?」

かなり難しい加工の連続でした

まず柱カバーという事は室内での設置になるのでイペ材の「乾燥」が必須です

人工乾燥を2回かけてようやく加工を開始です

元々形状的に相当難しいことは覚悟していましたが、イペ材の強度にはやはり手こずりました

「ここまで硬いのか!」

今まではせいぜいカットしたり穴をあけるくらいだったのでこれほどの難易度のある加工は初めてでした

みんなで協力してなんとか完成までこぎつけることが出来て安心しました

明日現場に配達です

うまくいってほしいです

※イペ材の加工について https://www.ipezai.info/

「またイペで八角形を作って下さい」

「またイペで八角形を作って下さい」

以前購入された方から再注文を頂きました

サイズは60~70mmで長さは3mのご希望だったので、66角のイペを面取り(C 22)して作るようになりました

※面取り・・・角を斜めにすること

ウチで持っている面取りの刃物の最大が22mmだったので大元の角材を66mmに仕上げてから4角を22mmで面取りします

正確には「正八角形」では無いですが、その点もご了承頂いた後加工しました

こんな加工は滅多にないので出来栄えを見ると面白いものが作れたなと思います

※イペの八角形加工について https://www.ipezai.info/

長い間安心して足元を任せられる材料は

イペ材のベランダを今から作る所です

現場の方はすでに入られていて、我々は材料を納めたところです

大引き(90×90mm)とデッキ(30×120mm)だけでしたがこの程度の数量でも重たかったです

今から施工する大工さんは大変だと思います

束は鋼製束を使用していました

ステップも作っていて丈夫なベランダが完成です

元々20年以上はもつイペに表面塗装までして、寿命はまた延びたと思います

長い間安心して足元を任せられる材料はイペがトップです

ここでお家の方の生活を長期間支えてもらいたいと思います

※イペについて https://www.ipezai.info/

「イペに滑り止めを付けてくれる」

「滑り止め(リブ)を付けてくれる」

イペの加工依頼の中で一番多い依頼がこれです

公園や遊歩道など特に公共の場所で使用する時に依頼されます

表面に溝を付けることで摩擦を大きくし、滑りにくくしています

滑り止め付きのデッキは受注生産になるので、いつも依頼を受けてからの製作になります

特に雨の日なんかは滑りやすいので、もっと安全性を高めたい時はこのような対策があることを知って頂ければと思います

※イペの滑り止め(リブ)加工について https://www.ipezai.info/