
「硬い木でこんなもの作れませんか?」
「これは何に使う物ですか?」
「機械の部品に使うんです」
小さいけれどもタテ・ヨコのサイズが既製角材の100×100mmを超えていて、大型盤木から取らなければならないなと思いました
「硬い」を希望されていて、「100×100mmを超えるサイズ」で「乾燥している(これが一番重要)」材料となると「イペ」しかありません
※イペとは https://www.ipezai.info/
「乾燥している」ことが重要なのは、乾燥していない木材は縮んだり変形したりするからです
機械部品でそれはNGなので、実はこの部分がこの材料選びの一番の肝でした

加工に関してはイペの強度には苦労しましたが、小さいサイズで数量も数個だったのでなんとか完成までこぎつけました
「硬い木材で」というご要望はウッドデッキだけではなく他にもいろんな活用用途があるんだなと思います
まだまだイペは可能性を秘めている樹種だと思います
イペについて https://www.ipezai.info/
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