「イペのウッドデッキ持って来て」
大工さんから連絡を受けて持って行くと塀際に柱を建てていたので
「今回は塀に使うんですか」
「そうや。そこに置いといて」
イペという木材は高耐久性木材で有名でウッドデッキだけではなく、このような塀板にもよく使用されています
※イペとは https://www.ipezai.info/
塀板の場合、一番の問題は「雨による腐食」です
弱い木材だと定期的に塗装をしてもやはり腐食は早いです
その点、イペは塗装をしなくても20年以上使用することが出来ます
これは設置後に「何もしなくてもいい」ということです
実際問題、定期的な塗装はかなり面倒です
「こんなことしなくても保って欲しいな」
何度かやっていくうちにこう思うのは当然だと思います
確かにイペはソフトウッドと比較するとかなり高額になります
しかし、その後の手間・時間と使用年数を考慮するとどうでしょうか
ソフトウッドの場合、使用年数を10年とした場合の全コストは
設置費用+定期的な塗装による手間・時間+撤去費用+設置費用+定期的な塗装による手間・時間
イペの場合、使用年数を20年とした場合の全コストは
設置費用
のみになります
また、何よりも大事なのは「長持ちするという安心感」です
これは生活する上で非常に重要です
塗装をしないと色落ちはします
それが嫌だという方はイペでも定期的な塗装は必要になります
もし塀板として機能するのであれば色が落ちてもOK、であれば「何もする必要はありません」
予算は非常の大きな問題ですが、コストとは「設置後の手間・時間」と「使用年数」も考慮して頂ければと思います
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