「イペで塀を作るんやけど穴あけて持ってこれんやろか?」
大工さんからの依頼で塀板のイペデッキにボルト穴をあけて持って行くことになりました
塀の場合、柱間の距離が決まっているので穴位置も分かりやすく、長さもカットしてから穴もあけていきます
これをすれば後は「取り付けるだけ」の状態になっています
この場合、イペの代金は加工費が加わるので追加になりますが、その分取付作業の日数が減り人件費が下がるんです
大工さんもその辺りの事を考えて「穴あけしたものを持って来て」と言われたのだと思います
今回使用する「イペ」というデッキは木材の中でトップクラスの強度を持つ「ハードウッドの王様」と呼ばれている製品です
これだけの枚数を全て「長さカット+一枚あたり4か所のボルト穴」を現場でやろうと思ったらかなりの時間を必要とします
ウチでやる場合は機械でおこなうのでもちろん加工費は頂きますが、人件費程高くはありません
トータルで考えると「上がった加工費<下がった人件費」の為、コストを安く済ませることになります
もし、コスト削減を検討したい時はこのような方法もあることを知って頂ければと思います
※イペについて https://www.ipezai.info/